最初の一冊は、参拝先の授与所で
どこで求めても構いませんが、一冊目に限れば参拝先の授与所が最も確実です。理由は三つあります。
- その場で最初の一頁をお願いできる:帳面を求めた社寺の御朱印から始められます
- 初穂料に一頁分が含まれていることがある:別にお納めするかどうかを、その場で確認できます
- 実物を見て選べる:紙の厚み、蛇腹の折り、大きさが手に取ってわかります
参拝先ごとに意匠が違うのも利点です。その社寺でしか求められない帳面は珍しくありません。
ただし、すべての社寺が帳面を頒布しているわけではありません。訪問前に確認できるなら、しておくと空振りしません。
求められる場所と、それぞれの得意
| 場所 | 得意 | 不得意 | 相場 |
|---|---|---|---|
| 参拝先の授与所 | その場で一頁目、限定の意匠 | 大判や特殊な仕様は選べない | 1,500〜3,000円 |
| 専門店 | 紙質・寸法・仕様の選択肢 | 店舗数が少ない | 2,000〜5,000円 |
| 通販 | 大判・変形・名入れ | 紙の厚みが手で確かめられない | 1,500〜4,000円 |
| 文具店・書店 | すぐ手に入る | 取り扱いが限られる | 1,500〜3,000円 |
| 手作り | 寸法も紙も自由 | 手間がかかります | 1,000円前後 |
100円ショップに御朱印帳そのものはほとんど置かれていません。カバーや収納用品は充実しているので、そちらで探すことになります。
1,500円と3,000円で何が違うのか
価格差はほぼ紙と表紙に出ます。意匠の好みを別にすれば、見るべき点は三つです。
- 紙の厚み:安価な帳面は薄手で、墨が裏に抜けます。裏面も使うつもりなら、ここに払う価値があります
- 蛇腹の折り数:24折(48面)が標準です。折り数が少ないと、思ったより早く終わります
- 表紙の素材:布張りは紙表紙より角が保ちます。西陣織や金襴は価格が上がりますが、耐久性も上がります
裏面を使うかどうかで必要な紙質が変わるので、裏面は使っていいかを先に読んでおくと選びやすくなります。
通販で買うときに確認すること
実物を見られないぶん、商品ページの数字を読む必要があります。四つだけ見れば足ります。
- 外寸(縦×横):標準は約16×11cm、大判は約18×12cmです
- 頁数または折り数:「24折48面」のような表記を探します
- 紙の種類:奉書紙・厚手和紙と書かれていれば、裏面も使えます
- 蛇腹かどうか:和綴じや紐綴じの製品も混ざっています。用途が違うわけではありませんが、頁の開き方が変わります
名入れができる製品もあります。表紙の題箋に名前が入っていると取り違えを防げるので、実用面でも意味があります。
二冊目以降の考え方
一冊目と二冊目では、選ぶ基準が変わります。
- 一冊目:手に取れる、その場で一頁目をお願いできる。授与所が向きます
- 二冊目以降:一冊目で不満だった点を直します。薄かったなら厚手、小さかったなら大判、といった具合です
神社用と寺院用に分けるかどうかで、必要な冊数も変わります。判断は1冊か2冊か診断で条件から出せます。札所巡りを予定しているなら、御朱印帳ではなく納経帳が必要になる場合があるので、納経帳・御首題帳との違いも確認してください。
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御朱印の受け方や御朱印帳の扱いは、神社・寺院・宗派によって考え方が異なります。このページの内容は一般的な目安であり、規則ではありません。現地の掲示や社務所・寺務所のご案内が優先されます。日蓮宗の寺院では御首題として授与され、他と同じ帳面への記帳をお受けにならない場合があります。
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よくある質問
御朱印帳はどこで買うのが一番いいですか?
一冊目に限れば参拝先の授与所が最も確実です。その場で最初の一頁をお願いでき、実物を手に取って紙の厚みや大きさを確かめられます。初穂料に一頁分が含まれていることもあり、その場で確認できます。
御朱印帳の相場はいくらですか?
1,500円から3,000円が中心です。専門店や織物の表紙のものは5,000円前後まで上がります。価格差はほぼ紙の厚みと表紙の素材に出るので、裏面まで使うつもりなら紙にお金をかける価値があります。
100円ショップに御朱印帳はありますか?
帳面そのものはほとんど置かれていません。カバーや収納用品は充実しているので、そちらを探すことになります。標準サイズならB6やA6の透明ブックカバーが代用できます。
通販で買うとき、何を確認すればいいですか?
外寸(標準は約16×11cm、大判は約18×12cm)、折り数(24折48面が標準)、紙の種類(奉書紙や厚手和紙なら裏面も使えます)、蛇腹かどうかの四つです。この四つが書かれていない商品ページは避けたほうが無難です。
スケッチブックやノートで代用できますか?
避けたほうが無難です。授与所でお受けいただけない場合があり、紙も墨書に向きません。にじみやすく、朱肉も定着しにくくなります。